週末は寝当直。当直中に持ち込んだお菓子を食べ過ぎて腹が苦しくなった。枕が変わって寝れないわけではないけれど、やっぱりどこか体の奥の方に疲労が残っている感じ。
今週はガシガシと実験をする予定なので、今日は朝から細胞さんたちと戯れる。これもそれも先週の実験が全くうまくいかなかったからであり、その原因はというと自分の手技が未熟だからなんだよねえ。実験を指導してくれる教官の苦笑いが心に痛い。
結局夕方までクリーンベンチを離れることができなくて、夕方からはカンファであった。

さすがに二日続けての午前様となると、体にガツンと眠気が堪えるわけで。

本当ならゆっくり二度寝でもしてから大学に行きたかったのだけど、今日は午前中は外勤なのでそうも言っていられない。外勤先ではインフルエンザの予防接種とか、風邪とか、頭痛とか。まったく外科医の仕事をしていない。今なら単なる創の縫合でも喜んでやっちゃいそうだなあ。外科的手技に飢えるワタクシ。

午後、大学に戻ったら助教授(あ、准教授か)が、廊下のソファーで寝ておられた。みんなお疲れですなあ。
そして今日も細胞の培養時間の関係で深夜実験。三日連続の午前様確定っす。明日は当直バイトなので、当直先でたっぷり寝てやろう。

昨日はバイトで、家に帰ったのが午前様でした。バイトの帰り道、道路がうっすらと濡れ始めていて、あと一ヶ月もすれば道路凍結の季節だなあと思いました。でもフリーターになって緊縮財政のため、スタッドレスは買わない予定なの。
今日は昼間は一日外勤。ただ、スケジュール上今週中に一つは終わらせておきたい実験があったので、やむなく夜に実験をしに大学へ。
が、実験を始めたらすぐに昼間の外勤先(夜は時間外の待機を請け負っている)から連絡があり、実験を中断する羽目になってしまっただよ。外勤先に駆けつけて、久しぶりに救急搬送の手配をしたりしてたら23時過ぎてただよ。
そこからまた大学に戻って実験をして結局今日も午前様。夜中に実験をやるなんて臨床をやっていない研究室の人(非医者)からみたらクレイジーな生活だとか言われるんだろうか。

最近の生活

朝は曇っていたけれど、昼前から晴れて暖かくなってきた。ダウンジャケット着てきたのだけど、暑いわい。
無難に天気の話から始めてみたが、まあ見事に三日坊主日記になってしまっているわけだ。もう言い訳は何回目になるか分からないからしないでおこう。別に忙しいわけではないけれど、研究生活に入ってからというもの本当に代わり映えのしない生活だ。朝ノソノソと研究室に行って、時々バイトに行って家に帰ってきて飯を食ってネットして寝る生活。そんなに書くこともないからtwitterでぼそぼそつぶやいたらそれで満足してしまう。ちょうど10ウン年くらい前、大学生生活の中だるみの時期にこんなダメな生活を送っていたよなあと少し懐かしく思い出しているわけです。
いや、実際にはやりたいことはいろいろあるんだけどやる気が起きなくて、完全に楽な方向に流されてますなあ。
それでも研究も少しずつ一人でできることが増えてきて、ぼちぼちと細胞と戯れている日々。でも一人で研究ができるようになると、大学にいても朝から晩まで本当に誰とも会話しないことがある。せいぜいしゃべっても「あの試薬どこにありましたっけ?」程度かな。
どんどん対人スキルが低下して精神的引きこもりになってきています。
んじゃ、今日はこの辺で(あんまり一度にたくさん書くと、燃え尽きるので)。

僕のファッションセンスは無印良品だ

晴天。風はずいぶんと涼しい。それでもまだ半袖で大丈夫そうだ。
久しぶりに無印良品に買い物に出かけた。冬に向けての服を何着か購入。今月からは純粋に「学生(フリーター)」になってしまったので、服装も理系の学生らしく全く無頓着なものになってしまいそうな予感。一応、今までは平日はジーンズを避けるとか、最低限気を遣っていたのだけれど(本当に最低限であるが)。
そういえば、臨床に残っている人たちは病院機能評価とやらで大変らしい。病院機能評価とは、病院機能評価機構というところにお金を払って審査をしてもらって認定をもらうという天下り機関によるぼったくり制度なのだけど、その審査項目の中に「職員の服装」というのがあって、例えば「サンダル履きはダメ」だの、「ワイシャツネクタイ着用」だの「緊急時以外は手術着で手術室以外を歩いてはダメ」だとか本当にどうでもいいことをねちねちとつつかれるわけだ。僕らは外科医なわけで、例えば病棟で血液だとかウンコだとか触りながら処置をすることもあるわけで、そんな時に簡単に洗えないワイシャツネクタイでできるか、と思う。むしろ手術着にサンダル履きで処置をして、血液とかウンコが体とか服に付いたらさっさとシャワーを浴びて別の手術着に着替えたほうがよっぽど衛生的なのである。もうね、病院機能評価なんてアレだ。現場を知らないやつが考えたウンコみたいなもんだ。機能評価の前に臨床を離れられて本当にラッキーだと思うが、残った同僚のことを考えると露骨に喜ぶわけにはいかないが。
夕方帰宅して、一昨日借りた「サルでも分かる細胞培養」的な本を読む。頭がくらくらする。やはり僕はサル以下なのか。

仕事に行かなくていいなんて

土曜日。いつもなら朝の回診に行くのでバタバタと支度をするのだけど、病院での仕事からは完全に離脱しているのでそんなことをする必要もない。とは言ってもついつい6時に起きてしまうのが悲しい性なのだけれど、まあ早起きの習慣は何かとお得らしいのでこれはよしとしよう。しかし、病棟業務から完全に解放された週末なんて、研修医の時以来だ(正確に言うと職場を異動する前後も多少はそういう時期があったわけだが)。これから毎週この生活が続くと考えると、なんて自由なんだー、とちょっと感動。まあ、そのうち週末もバイトには行くことになるんだけど。
午前中はまったりとネットで遊んだりして、午後は久しぶりに近くのヤマダ電機へ。そろそろ携帯の機種変更をしたいので携帯電話のコーナーをうろうろしてみたが、なかなかこれは、という機種がない。僕はsoftbankの普通の携帯とiPhoneの2台持ちなのだけど、iPhoneを手に入れてからは携帯でのウェブ閲覧は全くしなくなってしまった。だから普通の携帯は電話とメールとカメラとBluetooth(車のハンズフリー用)が使えればよくて、できればコンパクトな機種がいいのだけど、なんか最近の携帯って大きいし重いし、全部ごついんだよねえ。せっかく今使っている機種の割賦支払いが終わって毎月の基本料金が安くなったところなので、冬モデルが出るまで様子を見ることにするか。

俺の場所

今日のバイトは初めての外勤先だったのだけど、朝の通勤ラッシュに巻き込まれて遅刻寸前だった。何事も余裕を持った時間配分が大切である。
午後から大学に戻ったのだけれど、やることと言えば論文を読むことくらい。とりあえず集中して論文を読む環境を作るために、実験室の片隅に自分の常駐スペースを確保した。実は僕の研究室には大学院生用の個人机というものがない。大きな共有の机がいくつかあって、空いている場所に座ってパソコンをいじったり、論文を読んだり、新聞を読んだりしているのだ。共有の机なので、パソコンでネットをするにも周りの人の目が気になって仕方がない。ましてや昼寝をしようと思ったらそんな共有机で寝るのはさすがに気がひけるので、必然的に人目のつかないスペースにあるソファの競争率が跳ね上がる。それはともかく、僕はそういう人目のあるところでは集中して本を読んだり勉強したりできない性格なので(意外と神経質)、普段人気の少ない実験室の片隅に自分のスペースを作ることにしたのである。実験助手さんも「どうぞどうぞ」と許してくれたし、ま、いいよね。
そんなことをしていたら実験助手さんが細胞培養を教えてくれるというのでお勉強した。ピペットマンなんて懐かしいなあ。実験助手さんの言っていることはほとんど分からなかったけど、雰囲気は何となく分かった。ついでに「サルでも分かる細胞培養」的な教科書を貸してもらった。これで分からなかったらどうしよう。サル以下ということか。