朝5時半から昨日(というか、さっきだな)入院させた患者のことで病棟から呼び出し。緊急性がないのは分かっているのだが、やっぱり患者を診ないで結論を出すのはいけないと思って重い体をひきずって出勤。そういう風に考えてしまうのが外科医体質というのだろうか。最近の若い人にこういう体質を伝承させていいものかどうなのか悩ましいところだ。まだ空が暗いし寒い。

朝一番で久しぶりにイレウスチューブ挿入処置。思いのほか困難を極めて上司にヘルプを求めてしまった。処置のあと回診をして、さすがに2時間半睡眠でつらいので仮眠を1時間ほど。

午後は小児ヘルニア。そのあと結局朝から処置をしまくった患者さんの手術。これまた困難を極める手術で、終わったら22時でぐったり。しかもそのあと眠い目をこすりながら手術記録を書いていたのだが、完成したあと電子カルテの「確定」ボタンを押そうとして「取消」ボタンを押してしまい、しばらくその場から動くことができなかった。だから電子カルテは嫌いなんだよ。

病棟のナースに慰められてとぼとぼと帰宅したら日付が変わっていた。風呂入って寝よう。